強く揉む方が効くような気がするのは・・・

「もっと強く揉んでください」

「なんか物足りなくって」

「こんな弱い圧で効果あるんですか」


こんなコトバをかけられた事のあるセラピストさんは多いのではないでしょうか?



*強ければ効く

*強い方が気持ちいい 


という思い込みは

「アルントシュルツの法則」から考えると間違っていることがわかります。



【アルントシュルツの法則】

人体に対する刺激の強さと、神経・筋の興奮性との関係に関する法則です

1弱い刺激では、組織の働きを目覚めさせます

2適度の刺激では、組織の働きを高めます

3強い刺激では、組織の働きを抑制します

4非常に強い刺激は、組織の働きを静止させます



ギュッと押されたり

強く揉まれたりしたときに

痛みが楽になった

効いてる感じがするのは・・・



組織の機能を停止させたから

痛みが楽になったと

身体が勘違いしているだけなんです



そう・・・

強い刺激は 神経反応を鈍化させるのです


筋肉は刺激が強ければ防御するため硬くなります。

筋性防御という状態がおこり

筋肉を緩めるはずが逆に硬くなってしまいます。



そして強い刺激を与えることで、筋肉が損傷され、炎症を起こす可能性もあります。

それが「もみ返し」です。



刺激をあたえることでシナプスから神経伝達物質がだされます。

そうすると、その刺激を受け取る樹状突起が活性化されます。 



樹状突起とは・・・

神経細胞が、外部からの刺激や他の神経細胞の軸索から送り出される情報を受け取るために、細胞体から樹木の枝のように分岐した複数の突起のこと。(ウィキペディア)


樹状突起の活性化=神経細胞の活性化 

ですから


*強すぎる刺激で沢山の神経伝達物質がだされる=神経細胞が鈍化して組織が劣化していく

*弱い刺激では少量の神経伝達物質がだされる=神経細胞が敏感になり組織を活性化させる

という理論が成り立ちます。


強い刺激の方が効く!と思っている方に説明するときに、このアルントシュルツの話を伝えてみてください。

Aroma ゆるっと

誰もが「癒しの手」と「香り」を使って 癒し人になれます 障害者専門セラピスト Kanae Sato

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